はじめての楽器選び

楽器選び3つのポイント

初めて楽器を購入される方は、メーカーや仕様の違いなどわからないことが沢山あると思います。まず、どうやって楽器を決めていったら良いかアドバイスさせていただきます。

初めての楽器を選ぶ上でのポイントは、

1.大体の予算を決める

2.用途に合わせた楽器を見つける

3.迷った時はベストセラーを選ぶ

の3点です。

管楽器は高ければ高いほど良い楽器というわけでもありません。また、価格の安さで決めてしまっても、耐久性や品質そのものが悪ければ後々の修理・メンテナンスが困難になり、結局多額の修理費用がかかります。そうなるとせっかく購入したのに長く使うことができない場合もあります。

楽器全体の価格から見て、材料や製作する手間などの工程の差から各楽器の定番品の価格帯が違います。(例えば、オーボエの場合、一番お求めやすいランクの価格でも、トランペットで同価格のものはプロフェッショナルの方が使用されるような価格の楽器となります。)
ご予算の中で気に入ったもの、自分に合ったものを選ばれるのが最良なのですが、好みや楽器を続ける意思・所属団体のレベル等様々な要因により、選択するメーカーや価格が変わってきます。

ここでは、一般的に初心者から経験者まである程度長く使える楽器の仕様や価格帯をご紹介いたします。

フルート

フルート

販売価格:15〜25万円程度
仕 様 :頭部管銀製の楽器
特 徴 :ムラマツ・サンキョウ・パール・ミヤザワ・ヤマハ等
     国内メーカーの楽器

はじめに

この楽器がどういう楽器か知らない人はいない程、一般的に良く知られている楽器です。演奏者の人口も多く、楽器の金額も安いものから家が買えるくらい高いものまで価格が幅広いです。
フルートメーカーに置いて、日本のメーカーは世界でもトップクラスの評価を受けており、殆どの方が「ムラマツ」「サンキョウ」「パール」「ミヤザワ」「アルタス」「ヤマハ」等の国産メーカーを使われています。

材質は洋白(銅、亜鉛、ニッケルの合金)・銀・金・プラチナ・木製等ですが、銀製が主流です。
総銀製が定番の楽器ですが、高額な上に初めての方はやや吹きにくく感じる場合があります。ですので、各所に洋白を使うことで価格を落とした頭部管のみ銀製のタイプや頭部管と管体が銀製のタイプが人気です。
銀を使う部分が多ければ多い程、柔らかく澄んだ深みのある豊かな響きになります。少なくとも2〜3年使用する事を考えますと、最低でも頭部管が銀製のタイプからの購入をお勧めします。

頭部管銀製の楽器は、先ほど記載した「ムラマツ」「サンキョウ」「パール」「ミヤザワ」「アルタス」「ヤマハ」の全てのメーカーから販売されています。販売価格帯は15〜25万円程度、メーカーが違うと音色や吹き心地が変わります。当店で販売本数が多いのはフルートの中でも代表的なブランド「ムラマツ」や「サンキョウ」です。どのメーカーが良いかは実際に吹いてみるのが一番わかりやすいですが、周りで使用されている方と同じメーカーでも良いかもしれません。

フルートの選び方

1.仕様から選ぶ

標準的なフルートは、大まかに「頭部管」「主管(胴部管)」「足部管」という3つの部分で構成されます。

この素材や作りの違い、キィシステムの違いによって値段が変わります。

洋銀・・・
明るい響きで、反応の良い素材です。素材の価格が安いため、価格帯の安い楽器に使用されます。腐食しやすい素材ですが、大抵の楽器には銀メッキが施されているため、ある程度長持ちします。
銀製・・・
洋銀ほどではないですが、反応も良く豊かな響きとなります。素材の価格が高いため、洋銀の楽器よりは値段が高い傾向にあります。
・・・
鳴らすのに技量を要求されますが、豊かな響きの素材です。銀より価格が高いため、かなり高額な楽器となります。金の純度でも音色は変わってきますが「9K・12K・18K・22K」などがあり、純度99.99%の「24K」の楽器も存在します。
プラチナ・・・
金製の楽器よりもさらに技量を要求されます。また、価格も金製より高く700万円以上する楽器も存在します。

2.素材と構成の組み合わせ

全体洋銀・・・
フルートの素材で1番反応が良く、鳴らし易いです。価格帯も安いですが、馴れてくると物足りなくなってきます。フルートを少しやってみたい方はこのクラスが良いかもしれません。
リッププレート銀製・その他洋銀製・・・
唇をあてる部分の事を「リッププレート」と言います。この部分を銀にすることで洋銀の物よりやや音色が豊かになります。こちらも全体洋銀の物よりは良いですが、やはりフルートを少しやってみたいという方向けです。
頭部管銀製・その他洋銀製・・・
頭部管を全て銀にすることである程度豊かな響きとなります。ある程度長く続ける方はこのクラスからお勧めします。
管体銀製・・・
管が銀製で、キィが洋銀の楽器です。頭部管銀製より豊かな音色となりますが、やや吹きごたえがあり、初めてフルートを購入される方にはあまりお勧めしません。最初から長く使うつもりで購入されるのであれば、このクラスでもよいです。
総銀製・・・
管体もキィも銀で製作される楽器です。その分音色は豊かになりますが、鳴らすためには管体銀製よりも技量が必要となります。末永く使うなら総銀製をお勧めします。
管体金製・その他銀製・・・
銀製よりも豊かで輝きのある音色となります。金の純度によって音色や吹き心地が変わってきます。殆どの方は2本目のステップアップで購入されます。オプションも数多く存在する価格帯なので、楽器のメーカーや仕様を良く理解した上での購入をお勧めします。
総金・・・
かなり演奏経験のある上級者の方が使用されるクラスです。

3.仕上げ[メッキ]

銀メッキ・・・
洋銀の楽器の仕上げに良く使用されます。また、殆どの場合、銀製の楽器でも変色防止の為に銀メッキがされます。洋銀の楽器は音色がやや銀製の楽器に近づきます。
金メッキ・・・
洋銀の楽器の仕上げに使用されたり、金製の楽器に使用されたりします。やや吹き応えのある吹奏感となります。管体が金製でキィが銀製の場合、色を統一するために使用されたりもします。
プラチナメッキ・・・
総銀製の楽器等に用いられる事があります。金メッキよりも抵抗感が増し、ややダークな音色となります。

4.キィのシステムの種類と特徴

オフセット・・・
左手の薬指に合わせてキィに角度を付け、演奏しやすくしています。キィの機構がやや複雑になり重量が若干増えるため、音色が暗くなりやすいという意見がありますが、一般的には普及品の楽器に良く使われているキィシステムです。
インライン・・・
キィの配置がストレートに並んでいるタイプです。オフセットよりやや指が届きにくいですが、キィの機構が単純になり、オフセットより若干軽くなります。価格帯が高い楽器に良く採用されているキィシステムです。
カバードキィ・・・
指で押さえる部分のキィに穴が開いていないタイプです。リングキィに比べると操作がしやすいので殆どの楽器に採用されています。
リングキィ・・・
指で押さえる部分のキィに穴があいているタイプです。指でキィを正しく押さえないと音が出ませんが、抜けの良い音色となります。
Eメカニズム・・・
出しにくい高音域の「E(実音ミ)」の音を簡単に出すためのメカニズムです。他にも出しにくい「Fis(実音ファ#)」「As(ラ♭)」がありますが、こちらは改善できないため、「Eメカニズム」を付けることで「Fis」「As」との吹き心地の違いが大きく感じる場合があります。また、若干重量が重くなるためやや反応が悪くなる傾向があります。
H足部管・・・
通常の最低音は「C(実音ド)」ですが、足部管を長くして「H(実音シ)」の音まで出るようにしたシステムです。無くて困るシステムではないですが、「H」の音が出せるというメリット以外にも高音域で安定した音程を得られるなどの長所があります。通常の「C足部管」よりは楽器が重くなるためやや反応が悪くなります。

組み合わせとしては「インラインリングキィ」や「オフセットカバードキィ」があり、それに「Eメカニズム」や「H足部管」が付いていたり付いていなかったりします。

5.トーンホールの作り

音を変えるキィの下に開いている穴を「トーンホール」と言います。この「トーンホール」は2種類の製造方法があります。

ドゥローントーンホール・・・
普及品の楽器に良く使用される製造方法です。管体に小さい穴を開け、その穴を内側から引っ張りあげ、「トーンホール」を作成します。製造時間が大幅に短縮されコストダウンに優れます。管体を引き延ばして作るため、厚みが薄くなり「ソルダード」タイプに比べるとやや反応が良くなりますが、軽めの音色となります。
ソルダードトーンホール・・・
ハンドメイドの楽器に使用される製造方法です。管体に別に作成した「トーンホール」用の管をハンダ付けする方法です。製造時間がかかりますが、管厚を一定にできますので、「ドゥローン」タイプに比べやや反応は落ちますがしっかりとした鳴りになります。

各「素材」「素材の組み合わせ」「キィシステム」「仕上げ」「トーンホールの作り」などで楽器が構成されますが、一般的な構成は以下の通りです。

素材・素材の
組み合わせ
仕上げ キィシステム トーンホールの作り
総洋銀製銀メッキ仕上げオフセット・カバードキィドゥローントーンホール
リッププレート銀製
その他洋銀
銀メッキ仕上げオフセット・カバードキィドゥローントーンホール
頭部管銀製
その他洋銀
銀メッキ仕上げオフセット・カバードキィ
or
インライン・リングキィ
ドゥローントンホール
or
ソルダードト-ンホール
管体銀製
その他洋銀
銀メッキ仕上げオフセット・カバードキィ
or
インライン・リングキィ
ドゥローントンホール
or
ソルダードト-ンホール
総銀製銀メッキ仕上げオフセット・カバードキィ
or
インライン・リングキィ
ドゥローントンホール
or
ソルダードト-ンホール
管体9K製・その他銀製メッキ無しオフセット・カバードキィ
or
インライン・リングキィ
ソルダードト-ンホール
管体18K製・その他銀製メッキ無しオフセット・カバードキィ
or
インライン・リングキィ
ソルダードト-ンホール

6.値段で選ぶ

価格が安いもの(大体10万円以下)
全体が「洋銀」という銀を使用していない素材で作られています。音色はかなり明るく、軽い鳴りとなります。最初に買うモデルとしては鳴らし易いですが、楽器の表現力が乏しく、馴れてくると物足りなくなります。

価格が中程度のもの(15万から25万円程度)
頭部管や全体が「銀製」の楽器となり、ある程度吹きやすく、音色も豊かになります。最初に買うモデルとしてはある程度長く使うことを考慮してこの価格帯をお勧めします。

価格が高いもの(35万以上)
最初に使われていた楽器からステップアップで購入されます。このクラスは殆どが手作りの「ハンドメイド」や「総銀製」もしくは「金製」の楽器となります。最初に買うモデルとしては、音色は豊かですが技量を要求されますので、難しいかもしれません。

アクセサリー

楽器以外に揃えるものは少なく、消耗品も殆どありません。

クロス・・・
楽器を常にきれいに保つために、拭く布「クロス」です。演奏後にそのままにしておくと、手で触っていた部分が錆び易くなってしまいます。使用後はこまめに拭き取りましょう。
ガーゼ・・・
演奏後、管の中に水が溜まります。溜まった水をそのままにしておくと、カビや腐食の原因になるので、取り除く「ガーゼ」が必要です。
クリーニングペーパー・・・
音程を変える穴「トーンホール」にも水が溜まりますので、その水を吸い取るものです。「トーンホール」を塞ぐパッド「タンポ」は水を吸うと寿命が短くなるので、あった方が良いです。
キィオイル・・・
キィの動きを滑らかにするオイルで定期的にキィの隙間に注します。殆ど注さなくても動くので、野外での演奏が多い場合や、動きが悪くなったときに使用すると良いです

基本的に「クロス」「ガーゼ」「クリーニングペーパー」の購入をお勧めします。

頭部管銀製の当店定番機種

ムラマツ EXⅢ
サンキョウ エチュード
パール F6750E
ミヤザワ アトリエⅠBR
ヤマハ YFL-514

クラリネット

クラリネット

販売価格:20〜35万円程度
特 徴 :管体がグラナディラ材の楽器
クランポン・セルマー・ルブラン・ヤマハ等有名メーカーの楽器

はじめに

モーツァルトがこよなく愛した楽器、そして現在日本でフルートと共に最も多くの人々に演奏されているのがこのクラリネットです。
1枚リードの楽器でBb管が基本ですが、他にEb・アルト・バス・コントラアルト・コントラバス等色々な音域の楽器があります。
代表的なメーカーは「クランポン」「セルマー」「ルブラン」そして国産の「ヤマハ」ですが、その中でも世界的に圧倒的なシェアを誇るのが「クランポン」です。
管体材質として主に使われているのは「グラナディラ」という木になります。アフリカ原産のとても硬く水に浮かべると沈むほど比重の重い木材です。
良く仏壇等に使われている黒檀と混同されますが、黒檀は中国・東南アジア原産のカキノキ科の樹木が使われています。グラナディラはアフリカ原産のマメ科の樹木となり天然木ですので、当然善し悪しの個体差が出てきます。
殆どのクラリネットが同じ形をしていますが、グレードが高いモデルほど良質の木材を使用し、内側の削り方も最新の技術が導入されています。それにより音色・音質・響き方・音程や吹き易さ等が変わってきます。
「クランポン」というメーカーの「R-13」という機種が世界的に人気の高い定番モデルとされており、「クランポン」は現在のクラリネットの基となる楽器を開発したメーカーとして、現在でも世界的に圧倒的なシェアを誇っています。自信を持ってお勧め出来る逸品です。

クラリネットの選び方

1.マウスピースを選ぶ

楽器に息を吹き込む部分「マウスピース」も、最初に楽器についている物では無く、良く使われるのが「バンドレン」というメーカーです。その中でも定番の型番が存在するので、目指したい音色等で好みの物を選ぶとよいと思います。良く使われる品番は「5RVライヤープロファイル」「5RVライヤー」「B40」「B40ライヤー」などです。

2.リードを選ぶ

マウスピースに取り付けて音を出す部分「リード」も必要です。このリードは消耗品であり、使用しているうちに寿命が来ます。
沼や川辺に生えている背の高いイネ科の植物「ケーン」という素材を乾燥させて作られています。先端は薄く、ちょっとぶつけただけで割れてしまうような素材です。割れない限り使えるというわけではありません。
使用しているうちに音が出にくくなったり、音色が薄っぺらくなったりします。また、同じリードを使い続けても寿命が短くなります。
最初のうちは、使っているリードがどれ位の期間使用できるかわかりませんが、何枚も使っているうちに経験としてわかってきます。
定番のメーカーは、マウスピースと同じ「バンドレン」です。その中でも幾つか種類があり、基本的に通称「青箱」と呼ばれる「トラディショナル」が良く使われます。さらに「トラディショナル」の中でもリードの硬さがわかれており、1から5番まであります。1番が最も柔らかく、5番が最も硬くなります。柔らかいものほど音を出し易いですが、音にコシが無く軽い音色となります。良く使われるのは3番か3.5番です。こちらの方が音に深みがあり、しっかりした音色となります。始めたばかりですと、3番でも音が出にくい場合が多いです。最初は2.5番を使い馴れてきたら3番や3.5番を試してみる事をお勧めします。1箱で10枚入っていますが、その中でも自分に合ったリードは数枚と言われています。その数枚のリードをローテーションで使う事で長く使用できます。

3.リガチャーを選ぶ

「マウスピース」に「リード」を固定する物を「リガチャー」と呼びます。
この「リガチャー」もメーカーがたくさんあります。良く使われているメーカーは「ハリソン」「クランポン」「BG」等です。オリジナルの「ハリソン」はすでに生産を停止していますが、オリジナルを復刻させたモデルが現在も「ハリソン」という名前で発売されています。
「ハリソン」は「金メッキ」「ピンクゴールドメッキ」「銀メッキ」とあり、それぞれ音色が違いますが、「金メッキ」「ピンクゴールドメッキ」が良く使われます。
「クランポン」は楽器の方が世界的に有名ですが、「リガチャー」も良く使われます。「クランポン」の楽器を購入された方は標準で付いていますので、変更する必要はありません。
「ハリソン」は「リード」と接触する側の逆側に締めネジがある「逆締め」タイプです。「マウスピース」に「リード」「リガチャー」を保護する「キャップ」も必要となります。「クランポン」の「リガチャー」は「リード」の接触する側に締めネジがある「正締め」タイプです。
「クランポン」の楽器を購入された方は「キャップ」も付いているので問題ないですが、新しく「リガチャー」だけ購入される方は必要になるかもしれません。「リガチャー」をかえることで、吹き心地が変わったり、音色が変化します。
最初は定番のものを使い、音色が聞き分けられるようになったらいろいろ試せばよいと思います。

アクセサリー

楽器・マウスピース・リード以外に必要なものとして、メンテナンス用品がいくつかあります。

クロス・・・
楽器を常にきれいに保つために、拭く布「クロス」です。演奏後にそのままにしておくと、手で触っていた部分が錆び易くなってしまいます。使用後はこまめに拭き取りましょう。

スワブ・・・
管の中に溜まった水を取り除く物です。演奏中でも水が溜まったら使用しましょう。

クリーニングペーパー・・・
音程を変える穴「トーンホール」にも水が溜まりますので、その水を吸い取るものです。「トーンホール」を塞ぐパッド「タンポ」は水を吸うと寿命が短くなってしまいます。

リードケース・・・
「リード」を入れておくケースです。「リード」を平らでない場所に置いて乾くと歪みます。そうすると正しく音が鳴らなくなるので、この「リードケース」に入れて保管しましょう。

当店定番機種

クランポン E-13
クランポン C-13
クランポン R-13
ヤマハ YCL-851ⅡCX
セルマー オデッセイ

サックス

サックス

販売価格:アルトサックス20〜40万円程度
     テナーサックス25〜45万円程度
特 徴 :セルマー・ヤナギサワ・ヤマハ等が有名メーカー

はじめに

あらゆるジャンルの音楽に幅広く活躍する楽器です。音域によってソプラノ・アルト・テナー・バリトン等の種類があります。
他の楽器に比べ定番のメーカーが絞られており「セルマー」「ヤマハ」「ヤナギサワ」の3つが代表的なメーカーとなります。特に「ヤナギサワ」は日本を代表するサックス専門メーカーです。クラリネットと同じように音を出す部分「リード」は1枚ですが、管体は金属製で、表面に透明な樹脂を塗った「ラッカー」仕上げの物が主流です。「ヤマハ」は価格の割に高品質で扱いやすい楽器です。
「ヤナギサワ」はサックス専門メーカーとして国内外を問わず評判があり、管体が銀製の「シルバーソニック」等特別な仕様のモデルが多くあります。「セルマー」は価格は高めですが、サックスの世界を代表するメーカーとして、古くから定評があります。プロ奏者もこのメーカーの楽器を良く使われています。サックスプレーヤーなら誰もが一度は手にしたいメーカーです。

サックスの選び方

1.マウスピースを選ぶ

楽器に息を吹き込む部分「マウスピース」も、最初に楽器についている物では無く、良く使われるのが「セルマー」です。
「セルマー」の楽器を購入される方は「セルマー」のマウスピースが付いているので変更される方はあまりいません。定番の型番が存在するので、目指したい音色等で好みの物を選ぶとよいと思います。良く使われる品番は「S-80 C☆(シー・ワンスター)」「S-90 180」です。殆どの方がこのマウスピースを使用されているので、楽器購入時に選択されるとよいと思います。

2.リードを選ぶ

マウスピースに取り付けて音を出す部分「リード」も必要です。このリードは消耗品です。使用しているうちに寿命が来ます。
沼や川辺に生えている背の高いイネ科の植物「ケーン」という素材を乾燥させて作られています。先端は薄く、ちょっとぶつけただけで割れてしまうような素材ですが、割れない限り使えるというわけでもありません。
使用しているうちに音が出にくくなったり、音色が薄っぺらくなったりします。同じリードを使い続けても寿命が短くなります。
最初のうちは、使っているリードがどれ位の期間使用できるかわかりませんが、何枚も使っているうちに経験としてわかってきます。
定番のメーカーは「バンドレン」です。その中でも幾つか種類があり、基本的に通称「青箱」と呼ばれる「トラディショナル」が良く使われます。さらに「トラディショナル」の中でもリードの硬さがわかれており、1から5番まであります。
1番が最も柔らかく、5番が最も硬くなります。柔らかいものほど音を出し易いですが、音にコシが無く軽い音色となります。良く使われるのは3番か3.5番です。
こちらの方が音に深みがあり、しっかりした音色となります。始めたばかりですと、3番でも音が出にくい場合が多いです。最初は2.5番を使い馴れてきたら3番や3.5番を試してみる事をお勧めします。
アルトサックス用は1箱で10枚、テナーサックス用は1箱で5枚入っていますが、その中でも自分に合ったリードは数枚と言われています。その数枚のリードをローテーションで使うと長く使用できます。

3.リガチャーを選ぶ

「マウスピース」に「リード」を固定する物を「リガチャー」と呼びます。この「リガチャー」もメーカーがたくさんあります。良く使われているメーカーは「ハリソン」「セルマー」です。
オリジナルの「ハリソン」はすでに生産を停止していますが、オリジナルを復刻させたモデルが現在も「ハリソン」という名前で発売されています。
「ハリソン」は「金メッキ」「ピンクゴールドメッキ」「銀メッキ」とあり、それぞれ音色が違いますが、「金メッキ」「ピンクゴールドメッキ」が良く使われます。
「セルマー」は楽器の方が世界的に有名ですが、「リガチャー」も良く使われます。「セルマー」の楽器を購入された方は標準で付いていますので、変更する必要はありません。
「ハリソン」は「リード」と接触する側の逆側に締めネジがある「逆締め」タイプです。「マウスピース」に「リード」「リガチャー」を保護する「キャップ」も必要となります。
「セルマー」の「リガチャー」も「逆締め」タイプです。「セルマー」の楽器を購入された方は「キャップ」も付いているので問題ないですが、新しく「リガチャー」だけ購入される方は必要になるかもしれません。
「リガチャー」をかえることで、吹き心地が変わったり、音色が変化します。最初は定番のものを使い、音色が聞き分けられるようになったらいろいろ試せばよいと思います。

アクセサリー

楽器・マウスピース・リード以外に必要なものとして、メンテナンス用品がいくつかあります。

クロス・・・
楽器を常にきれいに保つために、拭く布「クロス」です。演奏後にそのままにしておくと、手で触っていた部分が錆び易くなってしまいます。使用後はこまめに拭き取りましょう。

スワブ・・・
管の中に溜まった水を取り除く物です。アルト・テナーサックスそれぞれ専用の物がありますので、間違えないようにしてください。

クリーニングペーパー・・・
音程を変える穴「トーンホール」にも水が溜まりますので、その水を吸い取るものです。「トーンホール」を塞ぐパッド「タンポ」は水を吸うと寿命が短くなってしまいます。

リードケース・・・
「リード」を入れておくケースです。「リード」を平らでない場所に置いて乾くと歪みます。そうすると正しく音が鳴らなくなるので、この「リードケース」に入れて保管しましょう。

アルトサックス 当店定番機種

セルマー Jubilee SuperAction80シリーズⅡ
セルマー Jubilee シリーズⅢ
ヤナギサワ A-902
ヤナギサワ A-991
ヤマハ YAS-62
ヤマハ YAS-875EX

テナーサックス 当店定番機種

セルマー Jubilee SuperAction80シリーズⅡ
セルマー Jubilee シリーズⅢ
ヤナギサワ T-902
ヤナギサワ T-991
ヤマハ YTS-62
ヤマハ YTS-875EX

トランペット

トランペット

販売価格:10〜25万円程度
特 徴 :バック・ヤマハ等が有名メーカー

はじめに

金管楽器の代表的な楽器です。あらゆるジャンルに使われている楽器でBb管トランペットが基本ですが、ピアノと同じC管トランペットやピッコロトランペット等色々な種類があります。

代表的なメーカーは「バック」「ヤマハ」ですが他にもたくさんのメーカーがこだわりを持って製造しています。
表面の仕上げは、透明な樹脂を塗った「ラッカー」や「銀メッキ」仕上げですが圧倒的に人気の仕上げは「銀メッキ」です。
「ラッカー」仕上げに比べるとやや吹きごたえがあり、芯のある音色になります。管体材質は「真鍮」ですが数種類あり、明るくクリアな音色の「イエローブラス」から、銅の配合量を多くし深みのある暖かい音色の「ゴールドブラス」などの材質があります。

上級機種は各社・各モデルのベル形状や材質、職人技による製造工程やノウハウにより音色や音質、響きや音程のバランスなどの個性が出てきますので好みや用途で選びましょう。
ジャズ等は明るくパリッとした音色が好まれるので、「イエローブラス」で「ラッカー」仕上げの楽器が良く使われています。吹奏楽・オーケストラではダークなサウンドで太い音が好まれるので、「イエローブラス」「ゴールドブラス」で「銀メッキ」「金メッキ」仕上げの楽器が良く使用されます。

「バック」はアメリカの代表的なメーカーです。やや吹き応えのある楽器で芯のある太い音色です。
代表的な機種「180ML37SP」は世界中でアマチュアプレーヤーからプロプレーヤーまで使用されています。「ヤマハ」は国産の代表的なメーカーで、クセが無く扱いやすい楽器です。コストパフォーマンスに優れていますが、近年では設計にこだわった高級機種も発表されています。

トランペットの選び方

1.マウスピースを選ぶ

楽器に息を吹き込む部分「マウスピース」も、最初に楽器についている物では無く、良く使われる物が「バック」です。
「バック」の楽器を購入される方は「バック」の「7C」という品番が付いていますが、品番を変更する方もいらっしゃいます。最初にトランペットを購入された方が良く使用されるマウスピースは「バック」の「5C」「6C」「7C」です。

色々なメーカーの楽器はありますが、殆どの方は「バック」マウスピースを使用されます。品番は最初の数字が口に当たる部分「リム」の内径を表します。「1」が一番大きく「20」が一番小さくなります。最初に良く使われるのは「5」〜「7」です。次のアルファベットがカップの深さを表し「A」が一番深く「F」が一番浅くなります。
「C」は標準的な深さです。「5C」「6C」「7C」とは「5」「6」「7」の大きさで標準のカップ深さということです。
一般的には「リム」内径が小さくなると高い音が出し易く、低い音が出しにくくなり、「リム」内径が大きいと高い音が出しにくくなり、低い音が出し易くなるといわれています。
極端に大きくしたり小さくしたりすると、間違った吹き方のまま馴れてしまう場合が多いので、標準的な大きさとカップ深さである「5C」「6C」「7C」から選んだほうが良いです。
練習をしていくうちに、どういったマウスピースが欲しいかわかってきますので、それから自分にあったマウスピースを探せば良いと思います。

アクセサリー

楽器とマウスピースがあれば演奏可能ですが、メンテナンス用品がいくつか必要です。

クロス・・・
楽器を常にきれいに保つために、拭く布「クロス」です。演奏後にそのままにしておくと、手で触っていた部分が錆び易くなってしまいます。使用後はこまめに拭き取りましょう。

スワブ・・・
管の中に溜まった水を取り除く物です。この水をそのままにしておくと、管の内部が錆びて楽器が使えなくなったり、音が出にくくなったりします。

バルブオイル・・・
音を変えるピストンに塗るオイルです。演奏前に注油し、演奏中でも動きが悪くなれば注します。

スライドオイル・・・
1番3番の抜き差し管に塗るオイルです。バルブオイルと違いやや粘り気のあるオイルです。動きが悪くなれば注します。

スライドグリス・・・
主抜き差し管や2番抜き差し管に塗るグリスです。スライドオイルよりかなり粘り気のあるグリスです。動きが悪くなれば塗ります。

ガーゼ・・・
余分なオイル・グリスを拭き取ったり管の中を掃除するガーゼです。

クリーニングロッド・・・
・ガーゼを巻きつけて管の中を掃除する棒です。殆どの楽器には購入時に付属しています。

当店定番機種

バック 180ML37SP
バック 180ML37GBSP
ヤマハ YTR-8335S
ヤマハ YTR-8335GS
ヤマハ YTR-8335RGS
ヤマハ YTR-9335CHS

音階表

管楽器の専門店セントラル楽器。クラリネットやアルトサックスなどの木管楽器からトランペットなどの金管楽器まで豊富な品ぞろえです。

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